マカオ財政局、銀行ATMネットワークでの税金納付を停止へ…アプリや窓口などで対応
- 2023/12/27 13:35
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)は12月27日、電子政務の積極的な普及に努め、行政資源配分の効率化を進める中、各種税金納付方法の見直しを行い、2024年1月1日から銀通(JETCO)銀行ATMネットワークを通じた税金納付サービスを停止することになったと発表。
DSFでは、今回の措置について電子政務の普及を図りたい意向を示し、スマートフォンアプリ(DSF)の「Macau Tax」またはマカオ政府の「一戸通(ワンアカウント)」を利用することで外出せずに時間を気にせず納付でき、即時税務情報や領収書を取得できるなどのユーザー体験も完備しているとメリットを挙げた。
上述の政府系の2つのアプリには二次元バーコード読み取り機能があり、税金の請求書内にあるバーコードを読み取るか、請求書ナンバーを入力することで政府統一支払いプラットフォーム「政付通」に接続され、対応する銀行やクレジットカード等で直接支払いができるという。
アプリ以外については、指定銀行の窓口、銀行が独自のアプリやオンラインバンキングサービスで提供する電子取引、マカオ域内3ヶ所にあるDSF及び合同庁舎の納付所での納付も受け付けるとのこと。