マカオ、アフターコロナで救急車の出動件数が1割超減少…2023年

 マカオ消防局は1月9日に会見を開き、昨年(2023年)の消防関連統計データを公表。昨年の総出動件数は前年から8.25%減の5万2685件だった。

 内訳については、火災が2.45%増の20件で、原因はコンロの火の消し忘れ、たばこの不始末、線香・蝋燭・冥銭の燃焼に絡むものが主とのこと。また、アフターコロナで社会の正常化が進んだことで救急車の出動件数は11.73%減の4万3059件となり、救助活動についても5.89%減の1822件で、開門と負傷者対応が主だったという。

 このほか、昨年の新防火法と危険品規制法の施行から一定の時間が経過し、公衆の防火意識が大きく向上したとの見方を示し、今後も社会各界への周知を継続していくとした。

2023年の業務総括説明を行う梁毓森マカオ消防局長=2024年1月9日(写真:マカオ消防局)

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