マカオ、コタイ地区入口にあるラウンドアバウトの立体交差が全通へ

 大型IR(統合型リゾート)ギャラクシーマカオの正面にあり、コタイ地区への主要なゲートウェイにあたるラウンドアバウト(環状交差点)「奧林匹克游泳館圓形地」の立体交差が全通を果たすことになった。

 同ラウンドアバウントの立体交差化は二段階に分けて工事が行われ、第一フェーズの南北を結ぶ陸橋部は2021年に開通済み。その後、第二フェーズとして北側から南側へ向かう途中から西南方向へのランプ部が完成するに至り、マカオ政府交通事務局(DSAT)と公共建設局(DSOP)が1月12日、同月19日に開通予定とアナウンスした。

奧林匹克游泳館圓形地の立体交差。新規開通するのは左上方向に繋がる部分(写真:DSAT/DSOP)

 奧林匹克游泳館圓形地はマカオ半島とコタイ地区及びタイパ島中心部、またコタイ地区を経てコロアン島との結節点にあたり交通量が多く、かつては渋滞名所のひとつだった。第一フェーズ開通後、渋滞は一部緩和されたが、今回の第二フェーズの開通による一層の効果が期待されている。

 なお、同時並行で進められてきたコロアン島方面からラウンドアバウトを通らずに西灣大橋方向へ向かうバイパスルートの工事も1月末に完成予定とのこと。

陸橋の分岐部。右が新規開通部(写真:DSAT/DSOP)

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