マカオ司法警察局と税関が合同で組織的密航事案1件摘発…中国人の男女3人逮捕

 マカオ司法警察局は2月1日、澳門海關(マカオ税関)と合同で1月31日に密航事案1件を摘発したと発表。

 同局によれば、木造船を使って広東省珠海市からマカオへの密航を手配する組織が存在するとの情報を掴み、捜査を進めていたところ、1月31日午後7時頃、タイパ島の北西沖を低速で航行する木造船を発見し、同局と税関が合同で取り締まりを展開。まもなくマカオLRTタイパ線の海洋駅付近で密航者とみられる中国人(中国本土居民)の男女2人を発見し、逮捕。2人は同局の調べに対し、それぞれ3万5000人民元(日本円換算:約72.2万円)、3万7000人民元(約76.3万円)を支払い密航手配を依頼したと供述。いずれも過去のマカオでの違法・違反行為によりマカオ入境禁止処分を受け、その期間中にあったが、賭博を目的に密航を企図したとのこと。

マカオ司法警察局が逮捕した密航者の男女(写真:マカオ司法警察局)

 同時に税関が海上で当該木造船を発見、制止し、操縦していた中国人(中国本土居民)男1人を逮捕。男は密航組織に雇われ、密航者をマカオに送り届ける役割を担っていたと説明。逮捕時、報酬として受け取ったとみられる現金2万人民元(約41.3万円)を所持していたという。同局では、この男を組織犯罪及び不法出入境・不法滞在ほう助罪で検察院送致するとした。

 このところマカオでは入境禁止措置を受け、その期間中にある人物が絡む密航事案がしばしば摘発されている。

マカオ司法警察局とマカオ税関が公開した密航事案の証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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