マカオ、2023年4Qのモバイル決済額が前四半期から1.5%増

 マカオ金融管理局は2月6日、昨年第4四半期(2023年10〜12月期)のモバイル決済及びクレジットカード、デビットカードに関する統計を公表。

 マカオローカルのモバイル決済の取引件数と取引額が前の四半期から増、またマカオの銀行が発行した個人向けクレジットカードについても増だった。詳細は以下の通り。

 昨年第4四半期のマカオローカルのモバイル決済取引件数は前の四半期から4.7%上昇の8047万件、決済総額は1.5%増の71億パタカ(日本円換算:約1308億円)で、1取引当たりの平均決済額は88.6パタカ(約1630円)。昨年12月末時点のモバイル決済受理端末及び二次元バーコード付きサイネージの数は前四半期末から2.0%増の約10万2178台。

 昨年12月末時点におけるマカオの銀行が承認したクレジットカードの与信総額は前四半期末から0.5%増の494億パタカ(約9101億円)。カード債券総額は29億パタカ(約534億円)で、このうち支払い先送り分が未収債券の26.8%にあたる7億7000万パタカ(約142億円)。支払い予定日から3ヶ月以上の未収金比率は0.1ポイント上昇の2.8%。

 昨年第4四半期のマカオ発行クレジットカードの決済総額は前の四半期から1.5%増の62億パタカ(約1142億円)。このうち、キャッシングが1億7000万パタカ(約31億円)で、決済総額の2.8%を占めた。決済件数は8.5%増の1106万件。このほか、利息及び手数料を含む返済総額は1.6%減となる64億パタカ(約1179億円)。現金引き出しを除くデビットカードの決済件数は75万件、決済総額は5億7000万パタカ(約105億円)。

 参考までに、マカオの人口は約68万人。マカオ政府は2021年、新型コロナ経済支援対策の一環として、市民のモバイル決済プラットフォームアカウントに電子マネーを配布する初の試みを実施。2022年6月にも同様のスキームが再実施され、同年10月には新たな電子マネーでの給付金もあった。コロナ禍で政府が電子政務を積極的に推進したほか、オンラインショッピングやモバイルアプリを活用したフードデリバリーの利用も普及し、現金決済からキャッシュレス決済の移行が急速に進み、すっかり定着した状況。

マカオにおけるQRコード決済のイメージ(写真:マカオ政府経済・科技発展局/金融管理局)

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