マカオ司法警察局と金融管理局が違法両替ターゲットの合同防犯パトロール実施

 マカオ司法警察局は3月31日、「換銭党」と呼ばれる違法両替従事者に対する取り締まりを継続する中、同局とマカオ金融管理局が立ち上げた協力体制に基づき、同月27日午後3時に同局の捜査員15人と金融管理局の職員7人が出動し、コタイ地区一帯のカジノ施設周辺及びリゾートホテル内で合同防犯パトロールを実施したと発表。

 今回の防犯パトロールにおいて、違法な外貨両替に従事していたマカオ居民8人(男6人、女2人)を発見したとのこと。同局が身元確認及び調査を行った結果、8人とも他の犯罪に関わっていないことが判明したが、違法な外貨両替に従事しており、金融体系法により無認可での両替業務従事は重大な行政違法行為にあたるため、金融管理局が法律の規定に則って処分を下すことになるとした。

 マカオのカジノでプレイする際には主に香港ドル建てのチップが用いられることから、中国本土から人民元を持ち込む旅客にとって香港ドルの現金やチップとの両替が必要となるケースがある。

 かねてよりマカオのカジノ施設内外においては、換銭党が暗躍し、これにまつわる各種犯罪も頻発していることから、警察当局が換銭党を社会及びカジノにおける治安悪化の元凶と位置付け、度々大規模掃討作戦を展開するなど、取り締まりを強化して臨むほか、インバウンド旅客に対して詐欺被害を避けるため正規ルートでの両替を行うよう呼びかけもなされている。

マカオ司法警察局とマカオ金融管理局が合同で展開した違法両替ターゲットの防犯パトロールの様子(写真:マカオ司法警察局)

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