マカオ国際空港、労働節GW5日間の旅客数が66%増…下半期に大韓航空乗り入れも

 アジア有数の観光デスティネーションの マカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節)ゴールデンウィーク(5月1日から5日まで)が終了したばかり。

 マカオ政府観光局のデータによれば、期間中の総インバウンド旅客数は前年同時期から23.2%増の60.5万人に上った。

 マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは5月7日、労働節ゴールデンウィーク5日間の各種統計を公表。旅客輸送量は延べ10万9592人で、前年同時期から66%増だったとのこと。フライト発着回数についても59%増の延べ908回。

 コロナ前2019年同時期との比較でも、前者が80&、後者が85%まで回復したという。

 旅客に占める方面別の割合は、中国本土路線が44%、台湾路線が11%、国際路線が45%。

 今年下半期の展望として、大韓航空が7月にマカオ〜ソウル線を開設する計画で、乗り入れ航空会社は29、直行便の乗り入れ先は39となり、多くの航空会社がスルーバゲージによる乗り継ぎサービスを提供し、世界各地へのアクセス利便性が向上しているとした。

2024年労働節GW期間中のマカオ国際空港旅客ターミナルビル出発フロアの様子(写真:CAM)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は11月22日、違法薬物密売及び使用の疑いで香港人の女(37)を逮捕したと発表。…
  2.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設のショッピングアーケー…
  3.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  4.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun