マカオが2025年「東アジア文化都市」最終候補の6都市入り

 マカオ政府社会文化司司長事務所(GSASC)は5月10日、同日北京で2025年「東アジア文化都市」応募都市の最終審査が行われ、マカオが最終候補の6都市に入ったことを明らかにした。

 日本の文化庁のホームページ掲載情報によれば、東アジア文化都市は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するもので、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指し、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的とのこと。

 2013年に始まって以降、これまで毎年日中韓から各1都市が選定されてきた。マカオは今回の最終審査で社会文化司の歐陽瑜司長が東西交流とアジアの融和をテーマにしたプレゼンを行い、マカオが選定された場合の効果、マカオの中長期的な文化体系構築及びイベントプランなどを紹介したという。なお、結果は後日正式発表されるとした。

2025年「東アジア文化都市」最終審査でプレゼンを行う社会文化司の歐陽瑜司長=2024年5月10日、北京(写真:GSASC)

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