マカオ国際美食都市カーニバルが開幕…6月23日まで

 独特の食文化を有するマカオは2017年に「ユネスコ食文化創造都市」に認定された。以降、マカオ政府観光局(MGTO)を中心に、美食をテーマにした観光プロモーションを積極展開している。

 MGTOでは、(2024年)6月14〜23日の毎日午後3時30分〜午後10時(現地時間)にマカオ半島新口岸地区にある複合リゾート施設「マカオフィッシャーマンズワーフ」内で「マカオ国際美食都市カーニバル(澳門國際美食之都嘉年華)」を初開催。15日に開幕セレモニーが開催された。

初開催となる「マカオ国際美食都市カーニバル」会場の様子(写真:MGTO)

 同イベントはマカオ特別行政区成立(マカオ返還)25周年を記念して開催されるもので、MGTOが主催する国際美食文化テーマのイベントとしては過去最大規模になるという。

 MGTOによれば、イベント会場面積は約6500平米で、アジア、欧州、アフリカ、米州の18カ国、29のユネスコ食文化創造都市の代表が参加するとのこと。また、イベント見どころとして、マカオのほか、ユネスコ食文化創造都市に認定されている中国本土の各都市(成都、順徳、揚州、淮安、潮州)及びタイのプーケット、マレーシアのクチン、フィリピンのイロイロなどから特色あるグルメを提供する著名な飲食店がおよそ100のブースを展開する「国際美食ストリート」、有名シェフが調理技術を披露する「キュリナリーアート展」、アフターコロナで初開催となる「マカオ国際美食フォーラム」の3つを挙げた。

初開催となる「マカオ国際美食都市カーニバル」会場の様子(写真:MGTO)

 このほか、会場内ではさまざまな催しをラインナップしているという。

 MGTOでは、イベントを通じて各食文化創造都市とマカオの「ツーリズム+美食」の魅力を体現し、旅客に対する観光体験の充実を図りたいとした。


参考:MGTOが制作した「マカオ国際美食都市カーニバル」紹介映像

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…
  2.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  3.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  5.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun