ゴージャスな新ホテル「パラッツォ・ヴェルサーチェ・マカオ」見学記

コタイ地区に位置する統合型リゾート(IR)「グランドリスボアパレス(Grand Lisboa Palace)」に今年(2024年)3月正式オープンしたばかりの新ホテル「パラッツォ・ヴェルサーチェ・マカオ(Palazzo Versace Macau)」を本紙記者が見学に。細部にまでこだわってブランドの世界観を体現したゴージャスホテルの様子をご紹介します。

「パラッツォ・ヴェルサーチェ・マカオ」ロビー=本紙撮影

客室

こちらの客室が最もスタンダードなタイプとのこと。インテリアはヴェルサーチェ・ホームのものがふんだんに使われており、ゴージャスな雰囲気。バス・トイレは別、独立シャワーブース。なお、多機能トイレは付いていませんでした。客室の食器類もヴェルサーチェ製。バスアメニティにはパラッツォ・ヴェルサーチェのロゴが。各種グッズは販売もしているそうで、テーブルに価格表がありました。館内ではヴェルサーチェのメデューサ意匠を数多く見かけ、ついお土産に購入したくなります。

「パラッツォ・ヴェルサーチェ・マカオ」の最もスタンダーなタイプの客室=本紙撮影
「パラッツォ・ヴェルサーチェ・マカオ」の最もスタンダードなタイプの客室のバスルーム=本紙撮影

レストラン①

館内にはレストランが2店。まずこちらはロビー横にある「ラ・スカラ・デル・パラッツォ(La Scala del Palazzo)」。ファッション誌の写真の有名なシーンをコンセプトにしているとのこと。ランチメニューにあった写真のリゾットはかなり美味でした。もちろんインテリアや食器類もほぼヴェルサーチェ製。

「ラ・スカラ・デル・パラッツォ」=本紙撮影

レストラン②

こちらは高級イタリアンの「ドン・アルフォンソ1890(Don Alfonso 1890)」。南イタリア・アマルフィ海岸にある有名店の支店です。パラッツォ・ヴェルサーチェ内とあり、インテリアや食器はもちろんヴェルサーチェ製を多用。なお、マカオ半島のIR「グランドリスボア(Grand Lisboa)」には同系列でややカジュアルに寄せた「カーサ・ドン・アルフォンソ(Casa Don Alfonso)」もあります。

「「ドン・アルフォンソ1890」=本紙撮影

スパ・スイミングプール

ドン・アルフォンソ1890と同じフロアにはスパ施設「ザ・スパ(The SPA)」も。ここに限ってはほとんどヴェルサーチェ色をあまり感じさせず、真新しい高級スパのイメージです。

このほか、館内には室内・屋外温水プールを併設しています。

「ザ・スパ」=本紙撮影
室内・屋外スイミングプール

※取材時期:2024年3月

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