マカオ警察が違法麻雀賭博店を摘発…店舗の責任者と客の男女4人送検

 マカオ治安警察局は7月8日、ローカルエリアにあたるマカオ半島の北西部の林茂地区にある路面店の1つが違法麻雀賭博が行われている可能性があるとの通報を受け、同月3日に当該店舗に対する立入検査を実施したことを明らかにした。

 この際、店内には店舗の責任者の女1人(60代)と客の男女3人がおり、麻雀賭博に絡む物品を発見。責任者の女は同局の調べに対し、今年(2024)年4月上旬から当該店舗を借り、1時間あたり80パタカ(日本円換算:約1600円)で客に麻雀場所を提供し、毎月約500パタカ(約1万円)の利益を得ていたこと、またプレイヤーの人数が不足する際は自身が参加したなどと供述したとのこと。3人の客についても麻雀賭博のため店舗に集まっていたことを認めたという。

警察が発見・押収した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

 同局では、現場から麻雀卓2台、麻雀牌4セットなどを証拠品として押収。店舗の責任者を違法賭博場所経営罪、客についても麻雀賭博に参加したことが法令に触れるとして、本件に絡む4人全員を検察院送致済みとした。

 マカオではローカルエリアを中心に違法麻雀店の摘発例がしばしば報告されている。

警察署に身柄を移送される違法麻雀賭博店の責任者と客ら(写真:マカオ治安警察局)

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