マカオ博物館で返還25周年記念写真展「Old Meets New: A Historical Photo Exhibition」開催

 マカオは今年(2024年)12月20日に25回目となる返還記念日を迎える。

 マカオ政府文化局(ICM)は7月8日、マカオ博物館3階において同月13日から(2024年)9月8日まで、返還25周年を記念した特別展「Old Meets New: A Historical Photo Exhibition」を開催すると発表。

 歴史的建造物、人々の暮らし、かつての風景、返還セレブレーション、今日のマカオの5つのテーマで約120点の写真及び資料の展示を通じ、マカオの街並みや人文・文化の変遷を紹介する内容とのこと。

「Old Meets New: A Historical Photo Exhibition」展示物の一例(図版:ICM)

 同局では、同展の参観を通じて市民及び観光客に返還後の急速を遂げたマカオの街の様子を知ることができるとした。同展については同館の公式サイトでバーチャルが参観できるよう準備を進めているという。

 マカオ博物館は著名な世界遺産・聖ポール天主堂跡のすぐ近くにあり、オープン時間は現地時間午前10時から午後6時まで(最終入館午後5時半、毎週月曜休)、一般の入館料は15パタカ(日本円換算:約300円)だが、毎週火曜日と毎月15日は無料開放される。

「Old Meets New: A Historical Photo Exhibition」展示物の一例(図版:ICM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は8月2日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  3.  マカオで複数のカジノを含む統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナ社は8月1日、このほど大…
  4.  マカオでは、大型公共インフラプロジェクトのひとつとして、タイパ島北東部にある大潭山(タイパグラン…
  5.  このほどマカオ金融管理局の研究・統計室は半期毎に公表している「貨幣と金融安定評価報告」の最新版を…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun