マカオの失業率、1.7%を持続―14年1-3月就業調査
- 2014/4/30 13:22
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は4月28日、今年(2014年)1月〜3月の就業調査結果を発表。失業率は過去最良水準となった前回調査(2013年12-2014年2月)と同じ1.7%、就業不足率も前回調査から変わらずの0.4%だった。
同時期の労働人口は38.42万人、労働力参加率は73.3%。総就業人数は37.79万人で、前回調査と比較して1,900人の増。
失業人口は6,400人で前回調査と同水準。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は7.6%で、2.8ポイント良化。
前年同期との比較では、今年第1季の失業率は1.7%、マカオ居民失業率が2.3%となり、それぞれ0.1ポイント、0.2ポイント良化している。労働人口は7,000人増加、総就業人口は7,500人増加となり、うち25-34歳の増加が5,100あった。業種別では、建設業従事者が3,400人、ホールセール・リテール業が2,400人のそれぞれ増。
今年第1季の就業人口の平均月額報酬は13,000パタカで、前年同期から700パタカ増。ゲーミング業では17,000パタカ、建設業は12,000パタカ。マカオ居民に限ると15,000パタカで、昨年第4季と同水準。