マカオ政府金融管理局は5月13日、今年（2014年）第1四半期のクレジットカード調査結果を発表。今年3月末までにマカオの認可機構が直接または間接的に発行した個人向けクレジットカード総数は767,939枚となり、昨年（2013年）12月末から1.8%増加。

決済通貨別ではマカオパタカカードが前期末比1.7%増の543,715枚、香港ドルカードが0.8%増の80,300枚、人民元カードが2.8%増143,924枚。なお、前年同期比ではマカオパタカカードが12.4%、香港ドルカードが10.8%のそれぞれ増、人民元カードは27.9%増。マカオパタカ／人民元のダブルカレンシーカードが27.9%の大幅増となったことによる。

2014年3月末時点でのマカオの認可機構が発行するクレジットカードの与信総額は146億パタカに達し、前期末比4.8%の増。

また、2014年第1季のマカオにおけるクレジットカード決済総額は38億パタカで前期比4.9%増となり、そのうちキャッシングが1億9千万パタカを占めた。

中国本土で広く普及する銀聯（右下）と二大国際ブランドのカード（資料）—本紙撮影