マカオ、単日最多インバウンド旅客数更新…国慶節GW中の10月3日に約17.4万人

 目下、中国本土では大型連休となる国慶節ゴールデンウィーク(「十・一」黄金周)を迎えている。インバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって、国慶節GWは年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられ、今年(2024年)はここまで当局の事前予測を上回るインバウンド旅客数を記録している。

 マカオ治安警察局が10月4日未明に公表した出入境者数データの速報値を参照すると、前日(10月3日)のインバウンド旅客数は17万4234人で、単日最多記録を更新した。これまでの記録は今年8月24日に記録した16万6562人。

 今年の国慶節ゴールデンウィークは10月1日〜7日の7日間。3日目までの累計のインバウンド旅客数は47万8451人、単日平均にして15万9483人に上っている。マカオ当局は入境のピークは10月5日と予想しており、最多記録の再更新もあり得る状況。

 なお、3日には午後2時15分から3時間にわたってマカオ随一の観光名所にあたる世界遺産・聖ポール天主堂跡周辺で人流管理措置(交通規制)が今連休がスタート後で初めて講じられた。

2024年国慶節ゴールデンウィーク中のマカオの観光名所「セナド広場」周辺の様子(写真:MGTO)

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