マカオ、カジノディーラーの女が勤務中にゲーミングチップ着服繰り返す…加重窃盗罪で送検

 マカオ司法警察局は10月7日、勤務中に少なくとも60万香港ドル(日本円換算:約1143万円)分のゲーミング(カジノ)チップを着服したマカオ人のカジノディーラー職の女(49)を加重窃盗罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 同月4日未明、ディーラー職の女1人が担当中のテーブルにあるチップ置き場から額面1万香港ドル(約19万円)のチップ1枚を抜き出し、太ももの間に挟んだのをピットボス(ディーラーの上長)が発見し、同局へ通報。警察官が現場に到着し、女に対する所持品検査を実施したところ、腰の部分から1万香港ドルのチップがもう1枚発見され、女は当夜のシフト中(3日夜)に別のテーブルから持ち出したものであることを認めたという。

 その後の同局の捜査で、女は今年(2024年)2月から勤務中にチップの額面1万香港ドルのチップを1〜2枚ずつ着服する行為を繰り返し、カジノ施設の被害額は少なくとも60万香港ドル分に上ることが判明。女が使用する勤務先のロッカー内及び女の自宅の捜索でもチップを発見し、4日未明に見つかったものと合わせて20万香港ドル(約381万円)分のチップを奪還したとのこと。

 女は同局の調べに対して犯行を認めた上、その大部分をすでに使い果たしたなどと供述。同局では、継続して未発見のチップの行方を追っているとした。

 なお、女は2019年からディーラー職として当該カジノ施設に勤務していたとのこと。ゲーミングチップはカジノテーブルでベットする際に使われるツール。今回の事件に絡むチップは、カジノ施設内にあるキャッシャー窓口で容易に額面の現金と交換することができるキャッシュチップと呼ばれるもの。マカオでは、しばしばチップを狙った犯罪が発生している。

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