マカオ、観光名所「福隆新街」の歩行者天国エリアと実施時間が変更に

 マカオ半島の歴史市街地区に位置する「福隆新街」の歩行者天国エリアと実施時間が10月11日から変更となった。

 歩行者天国エリアは従来から縮小され、福隆新街のメインストリート(2枚目の写真の赤色部)のみとなる。また、実施時間についても短縮され、毎日午前11時から午後10時半までに。

「福隆新街」歩行者天国の様子(資料)=2023年9月30日本紙撮影

 福隆新街一帯の歩行者天国化は昨年(2023年)9月29日にスタートした。マカオ政府文化局(ICM)では、実施から1年を経て、地域コミュニティから寄せられた意見や関連部門による分析を経て、今回の調整に至ったと説明。今後も適宜効果を測定し、改善に向けた検討を続けていくとした。

 福隆新街はかつてマカオの主要な海の玄関口だった内港に近く、歓楽街として栄えたストリート。現在も19世紀に建てられた風情ある建築物が多く残り、レストランや土産店などが集まる人気の観光スポットとして広く知られる。

変更後の「福隆新街」歩行者天国エリア(図版:ICM)

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