QSアジア大学ランキング2025発表…マカオ大・マカオ科技大とも若干のランクダウン
- 2024/11/8 15:08
- 社会・政治
マカオ政府教育・青年発展局(DSEDJ)は11月7日、同局の支持の下、英国の大学評価機関、クアクアレリ・シモンズ(QS)社が11月5日から7日にかけてマカオ科技大学で「QS Higher Ed Sumimit: Asia Pacific 2024」を開催し、世界各地の300の大学・機構から約1200人が参加したことを明らかにした。
同イベントの開催期間中、QSはアジア25の国と地域の984大学を対象とした「QSアジア大学ランキング2025」を発表。マカオからは前年に続いて、マカオ大学(公立)とマカオ科技大学(私立)の2校がランクイン。それぞれ前回からランクを下げ、マカオ大学が91位→99位、マカオ科技大学が182位→226位となった。
なお、今年(2024年)6月に公表された「QS世界大学ランキング2025」では両校とも前年からランクを上げたが、アジア地域の大学が急成長を遂げる中、両校のポイントは上昇したもののランキングが若干下がるという結果に。
アジアランキングのトップ3は前年同様。1位が北京大学、2位が香港大学、3位がシンガポール国立大学。中国本土の135大学がランキング入りし、トップ10の最多を占め、復旦大学が5位に躍進した。
DSEDJでは、世界的に高等教育の成長が急速に進む状況にあり、マカオにおいても質の高い成長を推進する取り組みを継続していく考えを示した。