マカオカジノIR運営SJMホールディングスが2024年3Q業績発表…コロナ禍以降で初の黒字

 マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角、SJMホールディングスは11月12日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の監査前業績を発表。

 同社発出資料によれば、今年第3四半期の純収益は前年同時期から27.8%増の74.99億香港ドル(日本円換算:約1493億円)で、このうち子会社に当たるSJMリゾーツのゲーミング(カジノ)粗収益(GGR)が30.8%増の74.98億香港ドル(約1492億円)に上った。

 マカオ全体のカジノ市場に占めるシェアは1.8ポイント拡大の13.9%に。コタイ地区にある旗艦IR(統合型リゾート)グランドリスボアパレスが好調だったことを主要因として挙げ、シェアは0.9ポイント拡大の2.6%に達した。

 また、親会社株主に帰属する利益は1.01億香港ドル(約20億円)となり、コロナ禍以降、四半期として初めて黒字転換を果たした。なお、前年同時期の4.10億香港ドル(約82億円)の損失だった。調整後EBITDAは83.2%増の10.37億香港ドル(約206億円)、調整後EBITDAマージンは4.2ポイント上昇の13.8%。

 このほか、傘下ホテルの平均客室稼働率は10.5ポイント上昇の97.7%、期末時点におけるグループの預貯金等は37.82億香港ドル(約752億円)、債務は267.08億香港ドル(約5314億円)とのこと。

 同グループは「リスボア」ブランドのカジノIR施設などを展開する老舗の事業者として知られる。

SJMグループのグランドリスボアとホテルリスボア(資料)=2024年8月本紙撮影

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