第24回マカオフードフェスティバルが開幕…毎秋恒例の大型屋台村イベント

 マカオの観光名所のひとつとして知られるマカオタワー前の西灣湖広場で毎年秋に恒例開催され、今年(2024年)で24回目を迎える「マカオフードフェスティバル(中国語:澳門美食節)」が11月15日夜に開幕した。

 マカオフードフェスティバルは現地の飲食業商工連合会(澳門餐飲業聯合商會)が主催する大型屋台村イベントで、地元マカオの名物となっている中国料理やポルトガル・マカオ料理の数々をはじめ、世界各地のグルメが一堂に会する人気イベントのひとつ。これまでは毎回特定の国・地域にスポットを当てたコーナーが設けられたが、今年は地元飲食企業によるブースが中心とのこと。

第24回マカオフードフェスティバルの会場を視察する賀一誠マカオ行政長官ら=2024年11月15日、マカオ・西灣湖広場(写真:GCS)

 ブース出展数は合計140超に上り、およそ半数が初出店になるという。会場内は中国料理、西洋料理、日韓料理、アジアン料理、デザートなど6つのエリアに別れている。

 第24回マカオフードフェスティバルの会期は12月1日までの17日間。オープン時間は月曜から木曜が16時から23時、金曜から日曜が15時から24時まで(すべて現地時間)。会場へは無料で入場することができる。

 マカオは多様な食文化の宝庫としても多くの観光客を魅了している。2017年11月にはユネスコ食文化創造都市に登録され、以降マカオ政府は独特の食文化をフックにした各種観光プロモーションを展開している。

第24回マカオフードフェスティバルの告知ビジュアルイメージ(写真:澳門餐飲業聯合商會)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
  2.  マカオ政府教育・青年発展局は11月16日、マカオにある私立マカオ科技大学が香港の公開学力テスト「…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月15日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の民間建築及び不動産取引…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月15日夜、マカオで今年(2024年)9例目となる在郷軍人病(退…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun