マカオ司法警察局がIR施設で「違法賭博犯罪対策法」の周知活動実施

 近年マカオでは”換銭党”と呼ばれる違法両替従事者が主にカジノ施設内外で暗躍し、暴力、詐欺、窃盗、密航などさまざまな事件を引き起こしてきたことから、犯罪の温床として社会的問題化。対策の一環として、換銭党による違法両替行為を刑事罰の対象とするマカオの新法「打撃非法賭博犯罪法(違法賭博犯罪対策法)」が前月(10月)29日に施行された。

 マカオ司法警察局は11月18日、同法の施行を受け、マカオ域内各地において公衆、特にインバウンド旅客に対する同法の周知強化を実施する中、同日同局組織犯罪捜査処及びゲーミング犯罪捜査処に所属する刑事捜査員20人を動員し、ヴェネチアンマカオ、シティ・オブ・ドリームズ、MGMコタイ、ギャラクシーマカオ、ウィンパレス、グランドリスボアパレスの各統合型リゾート(IR)に併設するカジノ施設及びホテルロビー、またシャトルバス乗降場において、同法の規定や罰則についてまとめたフライヤーを配布し、違法両替に関与しないよう呼び掛けを行ったと発表。周知活動に加えてカジノ施設の警備員とともに場内のパトロールも実施したという。

 同局では、今後も同法に関する周知を進めるとともに、カジノ監理当局及びカジノ運営企業と密な連携を維持し、カジノ関連犯罪と違法行為の抑止と撲滅に努めるとした。

マカオ司法警察局による「違法賭博犯罪対策法」周知活動の様子(写真:マカオ司法警察局)

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