マカオ、2024年1〜9月の小売業販売総額はコロナ前2019年同時期水準をほぼ回復

 マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2024年)1〜9月の小売業販売額調査結果を公表。

 今年1〜9月の小売業販売総額は前年同時期から16.9%減の534.8億パタカ(日本円換算:約1兆0430億円)で、コロナ前2019年同時期の95%水準まで回復。前年同時期からは減少となったが、アフターコロナがスタートした直後のいわゆるリベンジ消費によりベースが上がったことが主要因として挙げられる。

 前年同時期の販売額との比較では、時計・ジュエリー、革製品、通信設備がそれぞれ26.6%、24.4%、24.3%の減少だった一方、自動車は14.4%増。

 価格要素を除いた販売量平均指数は前年同時期から21.2%下落で、こちらも同様に時計・ジュエリー(-35.3%)、革製品(-26.6%)、通信設備(-24.1%)が顕著な下落で、自動車(+15.0%)は上昇。

 四半期比較については、今年第3四半期(7〜9月)の小売販売額は前年同時期から15.5%下落の165.9億パタカ(約3235億円)。このうち、時計・ジュエリー(-30.9%)、革製品(-26.5%)、コスメティック・衛生用品(-23.7%)が減、自動車(+37.6%)と通信設備(+21.7%)は増。販売量指数についても19.1%下落で、時計・ジュエリー(-42.8%)、革製品(-27.1%)、コスメティック・衛生用品(-25.2%)が下落、自動車(+38.7%)と通信設備(+21.6%)は上昇。

 今年第3四半期の小売販売額は前四半期の修正後数値から2.5%増、前年同時期から15.5%減。

 今年第4四半期の販売量見通しについては、調査対象となった小売業者の45.3%が前年同時期から減少、39.5%が同水準、15.2%が増加見込みと回答。また、商品の販売価格については68.8%が同水準維持、22.2%が下落、9.0%が上昇見込みとした。このほか、今年第3四半期と比較した今年第4四半期の経営状況は、40.4%が安定継続、38.6%が悪化、21.0%が理想的との見通しを示した。

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