マカオの冬を彩るイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024」開催概要発表…日本チームも参加

 冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語名称:2024幻彩耀濠江)」が来月(12月)7日から(2025年)2月28日まで開催される予定となっている。

 同イベントを主催するマカオ政府旅遊局(MGTO)は11月21日に会見を開き、概要発表を明らかにした。

「ライトアップマカオ2024」の展示作品のイメージ(画像:MGTO)

 今回のテーマは「シンフォニー・オブ・タイム&スペース(時空的共融)」で、マカオ半島、タイパ島、コロアン島の6エリア、23ヶ所で地元マカオ及び世界各地のアーティストらによるアートインスタレーション作品やライトアップ、インタラクティブ型の展示、3Dプロジェクションマッピングショーなどを行うとのこと。

 このうち、3Dプロジェクションマッピングショーは3ヶ所で、マカオ科学館前会場については日本のチームが制作の「クリエイト・ザ・フューチャー」と題した作品を上映するという。

 会場や展示内容の紹介等、MGTOの特設サイト(https://lum.macaotourism.gov.mo/)で確認することができる。

「ライトアップマカオ2024」の展示作品のイメージ(画像:MGTO)

 同局は会見の中で、今回のイベント開催を通じて市民及び旅客に没入型ナイトエンターテインメント体験を提供し、ナイトタイムエコノミーの促進につなげたい意向を示した。

 なお、今回のイベント開催にかかる予算は約2830万パタカ(日本円換算:約5.4億円)で、前回に続いてマカオ政府とカジノ経営コンセッションを締結する6社がリーディングパートナーとして参画し、1800万パタカ(約3.5億円)を拠出。同局の負担分は前年より3割減の1030万パタカ(約2.0億円)にとどまるとのこと。

「ライトアップマカオ2024」の告知ビジュアル(画像:MGTO)

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