マカオでコカイン密売及び覚醒剤使用…香港人の女逮捕
- 2024/11/23 20:49
- 社会・政治
マカオ司法警察局は11月22日、違法薬物密売及び使用の疑いで香港人の女(37)を逮捕したと発表。
同局によれば、同局麻薬犯罪捜査担当部門が香港人の女1人が香港から違法薬物を密輸した上、マカオのナイトスポットでコカインの密売を行っているとの情報が寄せられたことをきっかけに捜査を進めていたとのこと。
その後、容疑者の女の身元の割り出しに成功し、同月21日夜、マカオ半島中区で逮捕に成功。この際、女は複数のコカイン入りの小袋を所持していた。続いて実施された女の滞在先宿泊施設の客室の捜索でも”アイス”と呼ばれる覚醒剤及びその吸引器具が見つかり、発見・押収したコカインは59袋(計24.26グラム)、”アイス”が1袋(約1.43グラム)で、末端価格にして合計約9万1700パタカ(日本円換算:約177万円)相当に上ったという。
女は同局の調べに対し、同月18日にマカオへ来てコカインの密売に従事し、逮捕時までに約5万パタカを得たこと、見つかった”アイス”については自身で使用したなどと供述。同局では、女を不法麻薬・向精神薬密売、使用、不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するとともに、入手経路や他に関与した人物の行方を追っているとした。