マカオ、2024年1〜10月累計の平均ホテル客室稼働率が85.6%に…10月単月では87.3%

 マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした大規模イベントが数多く開催されるアジア有数の国際観光都市として知られる。

 マカオのツーリズム業界にとって年間最大の書き入れ時となる中国本土における国慶節の大型連休があった今年(2024年)10月のインバウンド旅客数は前年同月から13.7%増の313万5358人((延べ、以下同)。コロナ前2019年と比較した回復率は97.7%。今年1〜10月累計では前年同時期から28.1%増の2905万6272人、2019年同時期と比較した回復率は91.4%に。

 マカオ政府統計・センサス局は11月27日、今年10月及び1〜10月のホテル宿泊客関連統計を公表。今年10月の平均ホテル客室稼働率は87.3%で、前年同月から4.5ポイント(pt)上昇、前月からも2.6pt上昇。

 ホテル等級別では、5つ星が前年同月から4.5pt上昇の89.7%、4つ星が3.2pt上昇の82.6%、3つ星が7.2pt上昇の85.1%、2つ星ホテルが5.7pt上昇の89.3%、エコノミー宿泊施設が5.4pt上昇の80.7%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が7.8%減(※大型ホテルがレノベーションに入った影響)、4つ星ホテルが横ばい、3つ星ホテルが2.4%増、2つ星ホテルが7.7%増、エコノミー宿泊施設が18.5%増だった点も考慮する必要がある。

 今年10月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同時期から9軒増の146軒、供給客室数は3.6%減の4.42万室あり、このうち5つ星ホテルが1軒増の38軒で、供給客室数は全体の57.5%を占める2.54万室。

 今年10月のマカオのホテル宿泊客数は前年同月から5.8%減の117.6万人で、2019年同月の99.9%水準、ホテル宿泊客の平均滞在時間は前年同月から横ばいの1.6日。宿泊客のうち中国本土・香港・台湾を除く国際旅客は前年同月から19.3%増の9.7万人となり、このうち韓国からの旅客が51.2%増の3.0万人となったほか、マレーシアからが0.7万人、インドからが0.6万人、シンガポールからが0.6万人、米国からが0.4万人で、それぞれ25.0%、42.6%、3.4%、3.5%増。一方、日本からは3.5%減の0.6万人。

 今年1〜10月の平均ホテル客室稼働率は前年同時期から4.8pt上昇の85.6%。ホテル宿泊客数は9.3%増の1206.8万人。ホテル宿泊客の平均滞在時間は横ばいの1.7日。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の夜景(資料)=2020年7月本紙撮影

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