マカオ司法警察局がマッサージ店対象の防犯パトロール実施…オーバーステイの中国人1人検挙

 目下、マカオ司法警察局はマカオの治安環境の浄化による各種犯罪の撲滅を目的として、マカオ警察総局による指揮の下、大規模作戦「落雷2024」を展開している。

 同局が12月1日午後に発表した内容によれば、11月30日午後8時から12月1日午前0時にかけて捜査員25人を動員し、マカオ半島新口岸・皇朝地区とタイパ島にある複数のマッサージ店を対象としたパトロールを実施したとのこと。

 今回のパトロールでは110人(男32人、女78人)を調査し、オーバーステイ状態の中国人(中国本土居民)の女1人を発見。この女の身柄を警察署へ移送して詳しい調査を行ったところ、いずれもマカオで他の犯罪に関与していないことが明らかなったことから、治安警察局の入管部門に身柄を引き渡し済みとした。

 同局では、今後も使命の堅守と職責の履行に努め、またマカオ域内及び近隣地区における犯罪情勢を注視しながら、各部門との連携を強化し、犯罪に対して強いプレッシャーを維持することで、マカオの治安秩序の安定確保を図る考えという。

マカオ司法警察局による防犯パトロールの様子(資料)=2024年11月30日(写真:マカオ司法警察局)

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