2012年末に着工したマカオLRT建設工事について、マカオ政府インフラオフィスはスケジュールに遅延が発生していることを認めた。日本の施工業者と地元業者の間のミスコミュニケーションや悪天候などが要因という。
5月25日付地元有力紙「澳門日報」が伝えた。マカオ政府インフラオフィスではマカオLRTの開通時期について、「タイパ線2016年」という目標を維持しているという。
タイパ線に比べて工事が難しいとされるマカオ線については、現在も未着工の状態。2014年末或いは2015年頭に土建工程の入札を行う予定となっていることから、タイパ線の工期が4年以上ということを考慮すると、開通時期は早くとも2018年以降になる公算。
土木業界関係者によると、2011年に見込んでいた予算は110億パタカだが、実際には200億パタカを超える見通しもあるとしている。