マカオ返還25周年を記念してLRTと路線バスが運賃無料に…12月20日

 マカオでは、12月20日がポルトガルから中国への返還記念日(マカオ特別行政区成立記念日)で、今年(2024年)は25周年の節目となる。

 12月16日付のマカオ特別行政区公報(官報に相当)に「マカオ特別行政区成立25周年を記念して同日マカオの公共路線バス及びマカオLRT(新交通システム)の運賃を無料とする」旨の行政長官令が掲載された。マカオの公共路線バスとマカオLRTの運賃が無料となるのは今年の国慶節(バスが10月1日、LRTが9月29日〜10月1日)以来のこと。

 マカオLRT運営会社によれば、運賃無料期間中は切符を購入することなく、直接改札を抜けることができるとのこと。

 マカオの路線バスは、すべて乗車時に運賃を支払う方式を採用しているが、前回の運賃無料実施時は運賃箱にカバーがかけられていた。

マカオLRTタイパ線の海洋駅から延伸部の媽閣駅方向へ向かう試運転列車(資料)=2023年12月5日本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は12月16日夜、同日マカオで今年(2024年)11例目となる在郷軍人…
  2.  マカオ市政署(IAM)は12月16日、マカオ・タイパ島の龍環葡韻エリアでマカオの中国復帰(マカオ…
  3.  マカオでは、12月20日がポルトガルから中国への返還記念日(マカオ特別行政区成立記念日)で、今年…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するMGMチャイナホールディングス(以下、MGM)と世界的に…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は12月13日、第21回広東・香港・マカオ感染症予防対策合同会議が同日…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun