マカオ、カジノで負けた中国人の女が転売目的の万引き繰り返す
- 2024/12/17 20:49
- 社会・政治
マカオ治安警察局は12月16日、マカオにある2つの店舗からそれぞれハンドバッグと香水、計9300パタカ(日本円換算:約18万円)相当を万引きしたとして中国人(中国本土居民)の女(30代無職)を逮捕したと発表。
同局によれば、同月12日午前11時頃、コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設モール内にある店舗のスタッフから在庫チェックにハンドバッグ1点がなくなっていることに気づいて監視カメラ映像を確認したところ、同日午前10時頃に入店した女1人に万引きされていたことがわかったとの通報が寄せられたとのこと。
通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者の女を特定。同日午後2時頃、マカオ半島の新口岸地区の路上で女を発見し、逮捕に成功。この際、女は上述のハンドバッグ1個のほか、香水1本を所持していたという。
女は同局の調べに対し、同月8日にマカオ入りした後、カジノで負けてしまい、一時的な衝動から2店舗で万引きしたと犯行を認めた上、万引きした品を逮捕現場近くで転売しようとしたが不成功に終わったなどと供述。同局が女の供述をもとに香水の販売店に連絡したところ、万引き被害に遭ったことが確認され、女を窃盗罪で検察院送致するとした。