マカオIR運営SJMと香港バレエ団がレジデントショー出演者のオーディション開催

 マカオで統合型リゾート(IR)を運営するSJMリゾーツ社(SJM Resorts, S.A.)は1月3日、国際的に高い評価を得ている香港バレエ団と組み、今年(2025年)に傘下のIR施設「グランドリスボアパレス」で上演を予定している新レジデントショー「The Adventures of ALICE」の出演者オーディションをマカオと香港でそれぞれ開催すると発表。

 同社によれば、本作は香港バレエ団の芸術監督、セプティム・ウェブル氏が振付を担当し、これまでに北京、香港、米国で好評を博した「ALICE (in wonderland)」をベースとし、毎週末とパブリックホリデーにグランドリスボアパレスの1階アトリウムに設ける最新鋭の照明、音響、投影技術を盛り込んだ360度パノラマステージで上演を予定しているとのこと。

 今回のオーディション応募資格はクラシックまたはコンテンポラリーバレエの経験を持つ18歳以上の男女で、今年(2025年)1月11日にマカオ、同月12日に香港でオーディションが開催。応募締め切りは同月9日で、応募にあたってはバレエシーンの動画及び写真やレジュメが必要となり、SJMジョブキャリアのウェブサイト(写真内の二次元バーコードからアクセス可)で受け付けるとした。

 オーディション合格者は短期の出演契約を結び、ウェブル氏をはじめとする専門家の指導を受け、3月から香港とマカオでリハーサル、4月からプレビューをスタート予定という。同社では、オーディションを通じて広くマカオ、香港、その他の地域から優れたバレエの才能を集め、あらゆる年齢層の観衆を魅了するレジデントショーをすると同時に、文化交流の促進を図りたい考えを示した。

マカオIR運営SJMと香港バレエ団がレジデントショー出演者のオーディション開催(写真:SJM Resorts, S.A.)

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