マカオ、春節ホリデー期間中の単日出入境者数が63万人超に達する見込み…ピークは2月1・2日

 マカオ治安警察局など複数部門は1月22日、マカオ半島北部に位置し、中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションで来週に控えた春節(旧正月)ホリデーへの対応に関する合同会見を行った。

 マカオ治安警察局によれば、中国本土で8連休となる春節ホリデー期間(1月28日〜2月4日)の総出入境者数は504万〜536万人(延べ、以下同)、単日平均にして63〜67万人に達する見通しとのこと。ピーク予想は、前年同時期から3%以上の増で、春節から数えて4日目と5日目(2月1日と2日)という。

 同局では春節ホリデー期間中に各イミグレーション施設における出入境審査窓口を増やすなどしてスムーズな通関を確保し、イベント会場や人気観光スポット周辺でパトロールを強化したり、状況に応じて人流管理措置を講じる用意があるとした。

 主な観光スポット周辺の人流については、旅遊局の公式サイト内にある「混雑状況」(日本語あり)で情報発信をしており、事前に確認するよう呼びかけた。

 このほか、税関では人混みに紛れて密輸を企図する運び屋への対策を強化、交通事務局では公共路線バス運営事業者に対して混雑状況に応じて適宜増便などの対応を行うよう指示を出したとのこと。

マカオ治安警察局など複数部門による会見の様子=2025年1月22日、關閘イミグレーション(写真:GCS)

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