春節迎えたマカオの街を巨大金龍の舞が華やかに彩る

 マカオでは、きょう(1月29日)旧正月の春節を迎えた。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は同日午前から春節シーズン恒例の「金龍パレード」をユネスコ世界文化遺産リストに登録されている建物や広場が集まるマカオ半島の歴史市街地区一帯やマカオ半島の南灣・新口岸エリアの観光名所周辺で開催。

 名物の長さ238メートルの巨大金龍に加え、勇壮かつ華麗なライオンダンス、財神や干支の龍をモチーフにしたキャラクター、マカオ観光大使のマスコット「麥麥(マクマク)」らが、東洋と西洋の文化が交差するマカオならでは街並みを巡り、華やかな春節ムードに彩りを添えた。

世界遺産・セナド広場で披露された巨大金龍の舞=2025年1月29日(写真:MGTO)

 金龍パレードはあすもマカオ各所で開催を予定しており、開催時間はMGTOの公式サイト内の春節イベント特設ページで確認することができる。

 今後、1月31日と2月8日の夜に電飾を施した華やかな山車が市街地を巡る新春パレード、1月31日、2月4日、2月12日にはマカオタワー前海上で花火大会など、さまざまな春節祝賀イベントの開催が予定されている。

 MGTOでは中国本土で大型連休となる春節ホリデー期間中(1月28日〜2月4日の8日間)の単日平均インバウンド旅客数を前年同時期から9%増の約18.5万人(延べ)と見込んでいる。

世界遺産・媽閣廟前で披露された巨大金龍の舞=2025年1月29日(写真:MGTO)

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