マカオ、春節GW2日目のインバウンド旅客数は13.2万人…2日間累計21.1万人

 中国本土で大型連休となる旧正月の春節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

 今年(2025年)の春節は1月29日で、中国本土では今年は1月28日から2月4日まで8日間の大型連休(春節ゴールデンウィーク)となっている。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)MGTOが1月30日に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、春節GW2日目(「春節」にあたる1月29日)のインバウンド旅客数が13万1856人だったとのこと。前年同日(同時期の2日目)との比較では19.3%減。

 このうち、中国本土からの旅客が全体の69.9%を占める9万2229人、香港からの旅客が21.2%の2万7990人で、それぞれ前年同日から22.0%、17.2%減。

 今年の春節GW2日目までの累計では、総インバウンド旅客数が前年同時期から25.9%減の21万0824人、単日平均にして10万5412人に。

 MGTOは今年の春節GW8日間の単日平均インバウンド旅客数を前年同時期から9%増の約18.5万人とする事前予測を示していた。これまでのところ未達となっているが、インバウンド旅客の入境のピークは2月1・2日と予想されており、今後の推移が注目される。

 参考までに、昨年同時期(2024年2月10〜17日の8日間)の総インバウンド旅客数は135万7803人、単日平均16万9725人だった。コロナ前2019年同時期の単日平均は17万1702人。

春節ゴールデンウィーク2日目のマカオの世界遺産・セナド広場周辺の様子=2025年1月29日本紙撮影

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