春節迎えたマカオで警察が一斉取り締まり実施…オーバーステイの男1人検挙
- 2025/1/30 19:39
- 社会・政治
目下、マカオは年間最大の書き入れ時となる旧正月の春節シーズンを迎えている。
マカオ治安警察局は1月30日、マカオ警察総局による指揮の下、各種犯罪に対する抑止と取り締まりによる社会治安を目的とした「冬の防犯運動2025」を展開する中、春節を迎えた同月29日から30日にかけて、一斉取り締まりを実施したと発表。
今回の一斉取り締まりには同局管轄下のマカオ警務庁、情報庁、交通庁から32人が参加し、マカオ半島の中区と筷子基エリアで不審者に対する職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。
今回の取り締まりにおいて、145人(男92人、女53人)を調査対象とし、このうち男1人のオーバーステイが発覚し、検挙。関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。
交通検問については、車両34台に対する調査を行い、違反は1件(保険証券提示できず)だったという。
同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて随時対応策を調整し、各種違法行為の抑止と取り締まりに全力を注ぎ、市民と旅客の生命と財産の安全を守り、公共秩序を確保し、マカオの良好な治安環境の維持に努めるとしている。