マカオ、春節祝賀花火大会の第二夜あす開催

 観光都市マカオにとって、旧正月の春節シーズンは年間最大の書き入れ時のひとつに数えられる。

 マカオのインバウンド市場で最大のシェアを占める中国本土では、1月28日から2月4日まで8日間の大型連休(春節ゴールデンウィーク)となっており、官民がさまざまなイベントを開催し、祝賀ムードに彩を添えている。

 春節GWの最終日で、旧暦で五節句のひとつとなる「人日」にあたる2月4日(あす)は、マカオ政府旅遊局(MGTO)の主催による春節祝賀花火大会の第二夜が開催予定となっている。

 同局によれば、花火はマカオタワー正面海上で午後9時から15分間にわたって打ち上げ予定とのこと。同局は、おすすめの鑑賞場所としてマカオ半島の「南灣・雅文湖畔(アニム・アルテ・ナンワン)」、「孫逸仙大馬路の観音像〜観音像休憩区」、「沙格斯大馬路(マンダリンオリエンタルマカオ近く)」、「マカオ科学館前防潮堤」、「湖濱路(YOHOトレジャーアイランドリゾートワールドホテル近く)」とタイパ島北部の「タイパ海洋大馬路一帯」の6ヶ所を挙げ、これらの場所に音響設備を設置し、花火の打ち上げに合わせてバックグラウンドミュージックを流すとした。これらの場所以外でも澳門電台(マカオラジオ/FM100.7)でバックグラウンドミュージックを聴取できるという。

 なお、当日は花火大会開催時間帯の前後にかけて各種交通規制が実施される予定で、マカオ政府交通事務局のウェブサイトで最新情報を確認することができる。

 春節祝賀花火大会は三夜開催されることになっており、第三夜は元宵節にあたる2月12日に開催予定となっている。時間と打ち上げ会場は第二夜と同様。

春節祝賀花火大会第一夜の様子=2025年1月31日(写真:MGTO)

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