マカオ行政長官が香港訪問…香港行政長官と会談
- 2025/2/15 12:08
- 香港・大湾区
マカオ特別行政区の岑浩輝(サン・ホウファイ)行政長官は2月14日、マカオ特別行政区の代表団を率いて香港を訪問。
岑氏は今回の香港訪問中、香港礼賓府で香港特別行政区の李家超(ジョン・リー)行政長官と会談したほか、香港サイエンスパークと香港故宮文化博物館を視察した。
マカオ政府の発表によれば、岑氏と李氏の会談では、両特別行政区が科学技術・イノベーション、金融サービス、中医薬、観光、文化・スポーツ、MICE・ビジネス・貿易といった幅広い分野における産業協力の深化を継続し、質の高い粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の建設を共同推進することで、中国の国全体の発展に貢献することなどについて、突っ込んだ意見交換が行われたという。
また、岑氏からは香港の長期にわたるマカオの発展に対する支持について感謝が伝えられ、香港とマカオは中国の特別行政区として「一国二制度」を実践し、巨大な制度的優位性を持つとした上、香港とマカオの発展の位置付けや要素は異なるものの、相互補完性は高いとの考えを示したとのこと。
岑氏が香港を公式訪問するのは昨年(2024年)12月20日の就任以来、今回が初めて。
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