マカオの名物ショー「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」が5年ぶり上演再開へ

 マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)シティ・オブ・ドリームズ・マカオを運営するメルコ・リゾーツ&エンターテイメント社は2月27日、同IRの名物レジデントショー「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(水舞間)」について、(2025年)5月から上演を再開すると発表。

 水舞間は同社が約20億香港ドル(日本円換算:約384億円)もの巨費を投じて製作した世界最大規模のウォーターショー。コロナ禍にあった2020年6月から休演が続いていたが、今回およそ5年ぶりの復活となる。

 新生・水舞間は新たにペパリーニ・スタジオ芸術監督のジュリアーノ・ペパリーニ氏が演出、アワー・レガシー・クリエイションズが製作をそれぞれ担当するとのこと。オリジナルのプログラムを引き継ぎながら、視覚的なインパクトと没入感を高める新要素などが盛り込まれるという。

 なお、チケットの販売は3月10日からスタート予定とした。

「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」が上演再開を発表=2025年2月27日、シティ・オブ・ドリームズ・マカオ(写真:Melco Resorts & Entertainment Ltd.)

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