夏宝竜氏が北京訪問中のマカオ行政長官岑浩輝氏と会談
- 2025/3/5 16:26
- 香港・大湾区
中国の中央香港マカオ工作弁公室主任で、政府の香港マカオ政策担当部門にあたる国務院香港マカオ事務弁公室主任を務める夏宝竜氏は3月4日、第14回全国人民代表大会(全人代)第3回会議の開幕式に出席するため北京入りしたマカオ特別行政区行政長官の岑浩輝氏と現地で会談を行った。
マカオ政府の発表によれば、夏宝龍氏は、習近平国家主席がマカオを訪問した際に行った一連の重要講話は、香港・マカオの発展の方向性を示すもので、香港・マカオの業務に基本的な指針を与えたと指摘した上、岑氏は(2024年12月20日の)就任以来、習主席の重要演説の精神と中央政府の決定事項を着実に履行し、果敢に多くの有益で先駆的な仕事を行い、優れた気概とスタイルを示していると評価。また、新生マカオ特別行政区政府は、地域社会の各界を団結させ、指導することで、「一国二制度」の方針を全面的かつ正確に実践するとともに、マカオの独特な位置づけと優位性を存分に発揮して「一つの中心、一つのプラットフォーム、一つの基地」の建設を実質的に強化することにより、経済の適切かつ多角的な発展、特に横琴・広東・マカオ深層協力区の建設を促進し、中国式の近代化へ参加・貢献する過程において、マカオの発展の新たな地平を切り拓いていくよう期待を示したとのこと。
岑氏は、夏氏の中央によるマカオへの関心と期待の伝達について感謝の意を表するするとともに、習主席の重要講話の精神を実現するためのマカオ特別行政区政府の取り組みの数々を紹介するとともに、マカオ特別行政区政府が今年度の施政方針の策定にあたり、各界の意見や提案に積極的に耳を傾け、施政報告の作成を鋭意進めており、良政と善作を通じてマカオの持続可能な発展を促進し、人々の幸福を増進し、習主席のマカオ特別行政区に対する熱烈な期待によりよく応えることを目指すと応じたという。
