マカオの複合リゾート「リスボエタ」で日本の浮世絵展が開幕
- 2025/3/13 11:09
- 澳日関係
マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設のショッピングアーケードH853 Fun Factory内にある常設アートギャラリー「H853 Art Space」で3月12日、日本の浮世絵をテーマにしたエキジビション「浮世萬象——浮世繪木刻版畫展(Visions of the Floating World Macau Ukiyo-e Exhibition)」が開幕した。
本展は、華氏ギャラリー(マカオ)が主催するもので、大波で知られる葛飾北斎、風景画で名高い歌川広重、美人画でお馴染みの喜多川歌麿、「錦絵」と呼ばれる多色刷り木版画の先駆者である鈴木春信の名だたる浮世絵師4人の作品をフィーチャー。
主催者によれば、展示作品は約90点で、昭和初期に設立された日本の木版画制作会社、アダチ木版画研究所が制作したものが中心とのこと。

初日にあたる12日にはオープニングセレモニーと華氏ギャラリー(マカオ)のファウンダー兼主席芸術総監の華雨舟氏による解説ツアーが行われ、マカオ各界のゲストや美術を専攻する学生らが熱心に聞き入っていた。
同展の開催期間は(2025年)4月27日まで。(オープン時間:期間中の月曜〜日曜12時〜20時/参観無料)
リスボエタマカオでは、これまでにも複数回にわたって日本に関連するアートエキジビションやイベントを開催している。
