広東省とマカオの警察当局がクロスボーダー犯罪対策等おける協力について会合
- 2025/3/20 9:30
- 社会・政治
マカオ保安長官弁公室(GSS)は3月19日、同月18日から19日にかけて、マカオで「第26回粤澳(広東省・マカオ)警察実務者会議」を開催したと発表。
GSSニヨレバ、会議では双方から過去一年の両地の治安状況の報告、両地の警務協力成果の確認がなされたほか、サイバー詐欺、麻薬密売、違法両替、密輸、組織的密航、テロリズムといった犯罪への対策、さらに広東省とマカオ間のボーダーと水域における治安管理、サイバーセキュリティ、警務訓練などの分野における協力強化についての意見交換や(2025年後半に広東省・香港・マカオの共催で実施予定の大規模スポーツイベント)第15回全国運動会に向けた両地の警備協力についても議題に上ったとのこと。
また、マカオ保安長官の黄少澤氏は挨拶の中で、マカオ警察部門は広東省警察部門との協力を非常に重視しているとした上、国家の安全と広東省・マカオの繁栄と安全を守る重要な取り組みとして、今後も両者が手を携え、情報交流メカニズムや合同作戦モデルを深化させることで、クロスボーダー犯罪への対処効率向上に繋げていきたいと抱負を述べたという。
