マカオ、直近1週の新型コロナ検査陽性率が42.6%まで上昇…衛生当局が予防対策呼びかけ
- 2025/3/22 11:09
- 社会・政治
マカオ政府衛生局は3月21日、春は呼吸器系感染症の多発期にあたり、目下マカオでも新型コロナウイルスの流行が続く中、市民に対してより一層の予防対策を講じるよう呼びかけた。
同局によれば、マカオの主要な2つの医療機関におけるモニタリング資料で、直近1週(2025年第11週)のインフルエンザ様疾患による受診者数は1日平均1333人(成人1020人、児童313人)で、前の4週(2025年第7〜10週)を9.2%上回ったとのこと。
また、直近1週のインフルエンザ様疾患受診者数は1日平均108人(成人40人、児童68人)で、前の4週から38.5%増となり、マカオにおける呼吸器系感染症の流行が依然続いている状況を反映しているという。
さらに、新型コロナウイルス検査陽性率が今年第9週(13.7%)から上昇を続け、直近1週では42.6%に達したことも明らかにし、今後しばらく流行が続くとの見通しを示した。
なお、年初来、マカオにおける新型コロナによる重症例、死亡例は確認されていないとのこと。
