マカオでも17年連続アースアワー開催…公共施設やカジノIRのネオンが1時間にわたり消灯
- 2025/3/23 10:48
- 産業・経済
世界自然保護基金(WWF)では、世界中の人々が同じ日、同じ時間に電気を消すなどのアクションを通じて「地球温暖化を止めたい」「地球環境を守りたい」という思いを示す国際的キャンペーン「アースアワー」を2007年から毎年実施している。
17年目となる今年(2025年)は各国・地域時間の3月22日午後8時30分から9時30分に設定された。

マカオ政府もWWF香港の呼びかけに応じ、17年連続でアースアワーイベントに参加。マカオ政府環境保護局がコーディネート役となり、政府部門やカジノIR(統合型リゾート)企業などの民間企業にも状況に応じて参加するよう呼びかけ、マカオ半島とタイパ島を結ぶ4本の跨海大橋、カジノIR施設、大型商業ビル、ランドマーク建築物などの照明が1時間にわたって消灯された。
近年、マカオ政府は国家(中国)の「双炭(ダブルカーボン)」目標と協調してマカオにおける脱炭素プロジェクトを進める中、炭素排出量削減策のほか、廃棄プラスチック削減策にも力を入れて取り組んでいる。
