2025年版「アジアのベストレストラン50」にマカオからウィンパレスの「譚卉」が唯一ランクイン…順位は大幅上昇の9位に

 2025年度の「アジアのベストレストラン50(Asia’s 50 Best Restaurants)」の授賞式が3月25日に韓国・ソウルで開催された。

 マカオからは前年に続いてコタイ地区の統合型リゾート(IR)「ウィンパレス」内にある中国料理レストラン「譚卉(Chef Tam’s Seasons)」が唯一トップ50入りし、順位は前回から40ランクアップの9位に。最も順位を上げたレストランとして「ハイエスト・クライマー・アワード」を受賞したほか、2年連続で「マカオのベストレストラン賞」も獲得した。

韓国・ソウルで開催された授賞式に出席したウィンパレス「譚卉」エグゼクティブシェフの譚國鋒氏=2025年3月25日(写真:Wynn Macau Limited)

 譚卉は2023年8月にオープン。広東料理のマスターシェフ、譚國鋒(タン・コクフォン)氏がエグゼクティブシェフとして率い、中華伝統文化の二十四節気と広東料理の融合をコンセプトとするユニークなメニューが特徴となっている。今月(3月)14日に発表された「ミシュランガイド香港マカオ2025」でも星を1つ上げて2つ星評価を獲得したばかり。

 「アジアのベストレストラン50」は、「世界のベストレストラン50」のアジア版で、今年で13回目の開催。アジアで最も影響力を持つレストランを50軒選出するもので、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を持つレストラン評価のひとつとして知られる。

「譚卉」外観イメージ(写真:Wynn Macau Limited)

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