マカオ政府がタイ及びミャンマーに渡航警報レベル1(注意喚起)を発出…地震発生受け
- 2025/3/29 7:31
- ツーリズム
3月28日午後、ミャンマーでマグニチュード7.9規模の地震が発生し、隣国のタイなどでも大きな揺れが観測された。
マカオ政府ツーリズムクライシスマネジメントオフィス(GGCT)は3月28日夜、タイにおける地震後の安全情勢を鑑み、同国を対象に海外渡航警報レベル1を発出したと発表。ミャンマーについては、従来より警報レベル1を発出しており、これを維持するとした。
また、マカオの通信キャリアを通じ、目下ミャンマー、タイ、ラオスにおいてローミング中のマカオの携帯電話番号(計1475番号)に対し、緊急連絡先の情報をSMSを発信したことも明らかにした。
マカオの海外渡航警報レベルは1〜3の3段階で、数字が大きいほど深刻となる。具体的には、レベル1が当該国・地域における脅威の出現に伴う注意喚起、レベル2は脅威上昇による不要不急の渡航の自粛要請、レベル3は人身安全リスクが極めて高いとする渡航中止及び避難勧告となる。対象となるのは82の国と地域で、中国は含まれない。
