マカオ、2024年4Q工業輸出状況調査結果公表…向こう6ヶ月見通しは慎重
- 2025/4/3 11:49
- 産業・経済
マカオ政府経済・科技発展局は4月2日、昨年第4四半期(2024年10〜12月期)の工業輸出状況調査結果を公表。
昨年第4四半期の主な輸出品は薬品、電子製品・電器、たばこ・酒、衣料品、食品(土産類)で、輸出の見通しが比較的良好な市場はアジア・太平洋地区だった。
調査回答メーカーの昨年第4四半期における手元の受注は平均3.4ヶ月分で、前の四半期から1.1ヶ月分増加。内訳は薬品が5.4ヶ月でトップ。衣料品製造業、電子業・電器、その他非紡績品はそれぞれ3.5ヶ月、3.4ヶ月、2.1ヶ月。
輸出先について、市場四半期別受注状況総合指数による輸出の見通しが比較的良好な市場はアジア・太平洋地区で、指数変動は21.0%(中国本土・香港・日本を含まないデータ)。米国は-19.9%とふるわなかった。
向こう6ヶ月の輸出の見通しについては、データから慎重な様子がうかがえた。ポジティブと回答したメーカーの割合が前の四半期から25.0ポイント下落の23.0%で、いずれも軽微な上昇とし、顕著な上昇はゼロ。ネガティブとした割合は4.1ポイント下落の23.1%で、いずれも軽微な下落とし、顕著な下落はゼロ。このほか、顕著な変動なしが29.1ポイント上昇の53.9%に。
就業状況については、調査回答メーカー提供資料による就業人数は前の四半期から4.6%減、前年同時期から1.9%増。全体の74.9%が人員不足の状況にあるとし、前の四半期の62.4%、前年同時期の69.5%との比較で上昇した。薬品と衣料品製造業における人材需要が顕著で、需要があると回答した割合は同業全体のそれぞれ88.5%、82.2%を占めた。
輸出活動における課題として、調査回答メーカーの55.7%が外地市場との価格競争の激化、28.8%が原材料価格の上昇を挙げた。向こう3ヶ月の展望については、28.2%が外地市場との価格競争の激化、24.3%が受注不足とした。
