マカオ、通報きっかけにマンション転用の無認可宿泊施設摘発…中国人8人滞在

 マカオ治安警察局は4月2日、マカオ半島の中区にあるマンションの一室について、無認可宿泊施設の疑いで摘発を行ったと発表。

 同局によれば、通報をきっかけに存在を認知し、前月(3月)31日に立入検査を実施したところ、室内で中国人(中国本土居民)の男女8人を発見。このうち男1人が経営者で、別の男1人がオーバーステイ状態だったことも判明したという。

 経営者の男は同局の調べに対し、見知らぬ男に雇われ、前月中旬から部屋の運営を手伝うようになり、マカオのカジノ施設周辺で客引きを行い、滞在費の徴収や管理などを担当してが、報酬額は提示されたものの、まだ受け取っていないなどと供述したとのこと。

マカオ治安警察局による無認可宿泊施設に対する摘発の様子(写真:マカオ治安警察局)

 同局では、この経営者の男(40代)について、違法入境・違法滞在者蔵匿罪で検察院送致するとともに、違法就労の疑いで関連部門が処理を進めるとした。

 その後、宿泊施設の許認可を管轄する旅遊局の調査により無認可宿泊施設であることが証明されたため、即時封鎖措置が講じられたという。

 マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、コロナ禍で沈静化していた無認可宿泊施設や違法両替商などが再出現している状況で、これらが犯罪の温床になる存在として警察当局が取り締まりを強化して臨んでいる。

 参考までに、今年に入って以降、3月16日までに旅遊局と治安警察局による合同調査で封鎖に至った無認可宿泊施設の数は35件、昨年通期では186件に上ったとのこと。

マカオ当局によって封鎖された無認可宿泊施設の出入口(写真:マカオ治安警察局)

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