マカオ、2025年1Qの消防出動数は約1.3万件…前年同時期から6.32%減
- 2025/4/8 13:13
- 社会・政治
マカオ消防局は4月8日に会見を開き、今年第1四半期(2025年1〜3月)の消防関連統計データを公表。
今年第1四半期の総消防出動数は前年同時期から6.32%減の1万3207件だったとのこと。内訳は、火災が15.35%減の215件、救急車出動が3.1%減の1万1409件、救助活動が3.3%減の439件など。
火災のうち放水を要しないケースが72.09%を占めた。主な出火原因としてコンロの火の消し忘れ、(たばこなど)火種の不始末、線香・蝋燭・冥銭など神拝用品の燃焼、電線のショート、機械の故障などが挙げられ、これらが火災通報全体の63.72%を占める137件に上ったとのこと。
救急車出動数の減少要因については、発熱、呼吸困難といった軽微な体調不良での出動要請事案が減ったことを挙げた。また、救急車出動総数のうち、めまい、腹痛、呼吸困難、嘔吐、発熱、各種ケガが多くを占めたという。
同局は市民に対し、日常生活の中でよく利用する各種電気設備やガス器具につき、使用過程におけるリスクを軽視せず、安全な使用を心がけるとともに、安全意識を常に保つよう呼びかけた。
参考までに、マカオの面積は東京の山手線の内側の半分に相当する約32平方キロ、人口は約68万人。
