マカオ友誼大橋でバイク事故、女性ドライバー重傷…トラック積荷から落下の木材が原因
- 2025/4/9 9:53
- 社会・政治
マカオのマカオ半島とタイパ島を結ぶ主要な跨海大橋のひとつにあたる友誼大橋で4月8日午前、バイク1台の単独事故が発生。ドライバーのマカオ人女性(24)が重傷を負い、救急搬送された。
マカオ治安警察局は同日午後、調査を経て、事故発生のおよそ3分前に現場を通りがかったトラックの積荷から木材が落下し、バイクがこれを避けきれず、乗り上げるかたちとなって横転したことが確認されたと発表。また、このトラックを運転していたマカオ人の男(60代)に出頭を求めるとともに、この男を大橋上での積荷落下で検挙したことも明らかにした。
同局の統計資料によれば、今年(2025年)1〜2月累計の(貨物)過積載と不安全貨物積載の検挙数は計74件で、前年同時期から61件増(21.3%増)だったとのこと。
なお、事故に遭った女性は入院治療を受けているという。
マカオとタイパ島を結ぶ跨海大橋は4本あり、一般車両の通行が可能な3本のうち2本にはバイク専用レーンが設定されている。今回事故のあった友誼大橋はバイク専用レーンがない唯一の大橋にあたる。
