マカオ警察がキックボードの取り締まり継続…2025年1〜3月の検挙数は77%増の85件に
- 2025/4/10 8:49
- 社会・政治
マカオ治安警察局では、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ境内の各所でキックボードに対する取り締まりを継続的に実施しているという。
同局が4月9日に発表した統計資料によれば、今年(2025年)1〜3月に公共道路上を通行する違反行為による検挙数は85件に上ったとのこと。前年同時期から48件増(77%)だった。参考までに、昨年通期の総検挙数は年間累計では191件。

マカオの道路交通法第12条4項では、キックボード(動力付き含む)の公共道路上での通行を禁止(管理者による通行許可明示地点を除く)とし、違反者には600パタカ(日本円換算:約1万1100円)の反則金を科すと規定している。
同局では、今後も車道及び歩道におけるキックボードに対する取り締まりを続けるほか、自動車の運転者と歩行者に対しても交通ルールを守り、交通安全に努めてほしいと呼びかけを行った。
