マカオ政府旅遊局（MGTO）は4月10日に会見を開き、「第13回マカオ国際ツーリズム（産業）エキスポ（MITE）」の開催概要を発表した。

　同展はMGTOの主催で年に一度開催されるもので、主に世界各国・地域の政府観光局や地方自治体、航空会社、ホテル、旅行会社などが出展するほか、一部コンテンツは世界に向けてライブ配信されるハイブリッド型の国際旅行博。近年は会場で旅行会社や航空会社による旅行パッケージや航空券のセール販売やグルメコーナーの設置もあり、一般市民に好評を博している。

　今年（第13回）の開催日程は4月25日から27日までの3日間で、会場は例年と同じコタイ地区の統合型リゾート（IR）ヴェネチアンマカオに併設するコタイエキスポホール。エキジビション面積は約3万平米、出展者数は世界60超の国と地域から600近く、招待バイヤー数は500人を予定しているとのこと。総出展ブース数は現時点で1501に上り、中でも国際（中国本土・香港・マカオ・台湾以外）からの出展者によるブース数が前年から約5割増の300超まで増えるという。中国本土、日本、韓国の観光機構については、特設ブースでの出展になるほか、今回初めてムスリムをテーマにしたコーナーも設けられるとした。

　イベントの詳細は公式ウェブサイト（https://www.mitexpo.mo/）で確認することができる。